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JavaScriptは外部ファイルに分けた方がいい?

 

JavaScriptは外部ファイルに分けた方がいい?

JavaScriptを直接記述するとクローラビリティーを下げる?

JavaScriptは、高度なユーザーインターフェースを持つWebサイトや動的なWebサイトの構築に頻繁に使用されるスクリプトです。JavaScriptは、Webページのソースに直接記述する方法と、外部ファイルを作成して参照させる方法の2つがあります。検索エンジンはJavaScriptを読まないため、Webページに直接JavaScriptを記述してしまうと、ソースが長くなってしまいクローラビリティーが悪くなるといわれています。外部JavaScriptを参照することで、検索エンジンのクローラーに対してやさしいソースを心がけるのはいいことですが、では、そのことは上位表示とどのくらい関係あるのでしょうか?

外部JavaScriptファイルの数をカウントする

収集したWebペーが参照している外部JavaScriptファイルの個数と割合を計測しました。また、今回の調査では、Google Analyticsなどアクセス解析用のJavaScriptもカウントしています。

図1 外部JavaScriptファイルの個数
外部JavaScriptファイルの個数

外部JavaScriptは1つのWebページから2個参照されていることが分かる。

(※グラフ作成用データ)左上ラベル:個数 右下ラベル:順位グループ
左上ラベル:個数 右下ラベル:順位グループ

図2 外部JavaScriptファイルの割合
外部JavaScriptファイルの割合

検索上位のWebページのうち50%は外部JavaScriptを参照している。

(※グラフ作成用データ)左上ラベル:割合 右下ラベル:順位グループ
左上ラベル:割合 右下ラベル:順位グループ

JavaScriptは外部ファイルを参照するのが望ましい

分析の結果、1ページ目に表示されているWebページでは外部javaScriptファイルの使用数が明確に多いことが分かりました。
また、Webページ内のJavaScriptのうち、図2で50%は外部JavaScriptを使用しており、図1ではその個数も中央値で2個であることから、Webページ内にJavaScriptを直接記述している一方、外部JavaScriptファイルの参照も積極的に利用していることが分かります。

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