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Yahoo!JAPAN、関連検索ワードのスパムを排除

 

Yahoo!JAPAN、関連検索ワードのスパムを排除

Yahoo!JAPANが検索サービスで提供中の「関連検索ワード」のスパム対策を強化し、不正操作されたクエリを排除したようです。

関連検索ワードは、Yahoo!で検索したときに検索ボックスの下に表示されるキーワード群のことです。
ここに表示されるキーワードは、検索したキーワードと一緒に検索されるキーワードを表示しています。

例えば上の図で説明すると、「SEO」で検索する人の多くは、「Yahoo SEO」や「SEO対策」、「SEOテクノロジー」というキーワードでも頻繁に検索しているということです。

ちなみに、関連検索ワードは1単語の検索ではほとんどの場合表示され、2単語、3単語の複合キーワードでは表示されにくくなります。これは、1単語で検索するユーザーに検索エンジン側から絞込みの提案を行って、早く目的の情報ページを見つけて欲しい、いわゆる「アシスト」機能だからです。
なので、複合キーワードの場合は、すでに絞込みが行われているため、関連検索ワードは表示されにくくなるのです。

この関連検索ワード、とてもユーザーに目立つ位置に表示されるので、この関連検索ワードに自分が出したいキーワード(主に会社名やサービス名など)を表示させるサービスを売る会社が後を絶たなかったのですが、今回Yahoo!がこのスパム行為に対して不正操作された情報は排除するという動きを見せました。

正直、関連検索ワードの目的は検索ユーザーアシストなので、それを操作したら目的自体がずれてしまうため、今回の措置は当然です。Googleも同様の機能があるのですが、こちらでは不正操作のニュースを聞かないので、最初から対応策を取っていたのでしょうね。