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SEOはテクノロジー、マーケティング、統計学の分野が交わる業務

 

SEOはテクノロジー、マーケティング、統計学の分野が交わる業務

先日のSEOmozの記事の中から四つ目のグラフを紹介します。
原文:http://www.seomoz.org/blog/4-essential-seo-infographics
日本語訳:http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/09/10/6473

これも面白い図ですね。つまりSEOを行うためには、マーケティング能力と科学技術能力さらに統計学知識の3つが必要不可欠ということです!

世の中に「専門家」と名の付く職業は色々あります。例えば、税理士、料理人、システムエンジニア、デザイナー、教師、大工、画家、医者、小説家、カメラマン、経営コンサルタント・・・・等など。
職業専門家は多くの場合、2つに分類されます。
一つは、ものを創り出すことが中心の「クリエイター」(デザイナー、料理人、大工、画家、小説家など)。もう一つは、ものを分析することが中心の「アナライザー」(税理士、会計士、教師、医者、経営コンサルタントなど)です。

SEOは、後者である「アナライザー」に位置します。

SEOエンジニアは、1日中分析と仮説〜検証を繰り返しているといっても過言ではありません。
「どのようなキーワードであれば上位表示されやすいのか?」「どのような文章であれば検索エンジン評価が高くなるのか?」「ウェブサイト構成をどうすれば効果的なのか?」「どこから、どのようなリンクを張れば高いバックリンク評価が得られるのか?」など、検索エンジンのブラックボックスをあらゆる角度から推理して実際に検証を行います。 そういった意味で、上図のようにマーケティングとテクノロジー、統計学を併せ持った職種というのはとてもうなづけます。

でも、この図を見ていて一つ気が付いたことがあります。それは、どんな職種でもあるであろう「経験」が抜けているのです。
例えば、魚屋さんであれば新鮮な魚を市場で仕入れるときにある程度の「見るポイント」はあるにしても、多くの場合、それまでの経験やカンに基づいて目利きをすることの方が多いのではないでしょうか?
また、刑事にいたってはドラマなどでもよくあるように、「刑事のカン」で犯人の目星を付けるなんてこもあるのではないでしょうか?

でも、上図によるとSEOにはカンや経験は入っていない!
経験は必要ないのか?
いや、ひょっとして入れ忘れていただけなのか、またはSEOのような科学的視点が必要とされる職種にはカンや経験は邪魔になるから、わざと入れていないのか?

どちらにせよ、SEOという職種は色んな技能が要求されることは間違いないようです。
私共もSEO専門家として恥ずかしくないように日夜切磋琢磨しなければ…