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SEOの効果を計るための指標 ��直帰率 その2

 

前回の直帰率対策の続編です。

検索キーワードに関連の深いコンテンツを複数用意する

検索して訪れたユーザーを自分のサイト内に誘導するために、検索キーワードに関連の深いコンテンツを複数用意して、ランディングページの目立つ位置に誘導ボタンを配置することで、直帰率を抑える効果があります。

検索エンジン経由のユーザーは、検索したキーワードに関することに興味を持ってアクセスしてきます。そのため、検索キーワードに特化したコンテンツを用意することは当然ですが、コンテンツが一つだけだと、そのページだけを見てユーザーは満足し、離脱してしまいます。
そこで、検索キーワードに関連したコンテンツを複数用意して、検索ユーザーに｢他にもこんなコンテンツがあります｣とアピールすることで、クリックアップを図ることができます。つまり、プッシュ型のユーザー誘導です。 典型的な例で説明すると、ウィキペディアとアマゾンがプッシュ型のユーザー誘導で成功しています。

ウィキペディア（Wikipedia)の例

ウィキペディアはご存知の通り、インターネット辞書サイトで、キーワードに関する詳細な情報がページ内に掲載されていて、とても重宝するサイトです。

ウィキペディアのページを見て行くと、文章のいたるところの単語にリンクが張られています。このリンクをクリックすると、その単語について説明されているサイト内詳細ページにジャンプします。
ウィキペディアを使ったことがある人は分かると思いますが、このリンクは｢もっと詳しく見てみたい｣と思われる単語にかかっており、このリンクをクリックすることで、ユーザーは知らず知らずのうちにウィキペディアのサイト内へ引き込まれています。

また、ページ下部に｢関連項目｣として、調べている単語(フレーズ)に関連する項目が箇条書きで紹介されており、ここでもユーザーのサイト内誘導を効果的に行っています。

アマゾン(Amazon)の例

ユーザーのサイト内誘導に関しては、いつも勉強になります。
特に、アクセスしてきたユーザーの行動履歴をもとに、｢この本を買っている人はこんな本も買っています｣や、｢この商品と合わせて買いたい｣などのオンリーワン提案は、アマゾンの営業戦略なのに不思議とホスピタリティーを感じるほどです。

 

このように、直帰率を抑えるには、検索してきたキーワードに関連するコンテンツを別ページでも複数用意し、ランディングページからサイト内に誘導する工夫が必要です。
さらに、ユーザーを効果的にゴールアクションまで導くために、ウィキペディアやアマゾンなどのようなサイトを参考にして自分のサイトに取り入れることを積極的に行うことが重要です。

ウェブサイトというと、｢待ち＝プル型営業｣のイメージがあると思っている人が多いですが、売れているサイトを見ると、必ず｢攻め＝プッシュ型営業｣の工夫がいたるところに散りばめられています。ウェブサイトは、会社のカタログではなく、一営業マンですから、プッシュ型営業ができるように成長させる必要があります。

 

 

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