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WEB制作会社の弱いところ、足りないところ

 

「WEB制作会社の弱いところ、足りないところ」は何ですか?

ウェブ制作データバンクに次のような記事が掲載されていました。

アンケート:企業のWEB担当者に聞きました
「現在、お付き合いしているWEB制作会社の不満な点、弱い点は何ですか?」

1位は、「提案力がない」 46%
2位は、「デザイン力がない」 44%

また、3位以下は次のような結果になっています。


画像参照:http://tokyo.web-db.info/?eid=814268#sequel

3位 ユーザビリティ(使いやすさ)が弱い 15名(30%)
4位 料金体系が不明瞭 10名(20%)
5位 SEOが弱い     13名(26%)
6位 プログラム・システム関連が弱い 6名(12%)

 

弊社も以前はウェブ制作を行っていた時期がありました。
そこで、上の結果に対して思うことがあります。

ウェブ制作は、実は大変な作業なのですが、一般的にお客様にその内容を軽んじられている傾向があります。
例えば、ウェブ制作の場合、作業中盤になって、レイアウトの変更やページの追加などが往々にして発生します。しかし、中盤にさしかかってくると、スタイルシートの変更や、メニューの変更などは、一から作り直すのと同じくらい大変な作業です。でも、そのことをお客様はなかなか分かっていただけないことが多く、結局はお客様の要望通りに作業のし直しをすることになります。
これが紙であれば、「版の作り直しが必要」という言い訳ができますし、仮に作り直しになっても、別途料金を請求しても、お客様に不自然さを与えません。しかし、ウェブ制作の場合は、レイアウトの変更などが途中で入っても、多くの場合、別途費用を請求していない制作会社がほとんどなのです。
さらに、現在のウェブ制作費用は、格安業者が蔓延しているために、腕がいいデザイナーやディレクターが本当にいい仕事ができない状態にあるのも事実です。

アンケートにあった、「提案力がない」や「デザイン力が弱い」は、もちろんその通りな制作会社もあると思いますが、本当は提案力もあり、時間(費用)さえかければいいデザインを生み出せる制作会社もあるのに、制作費用が安いために本来の力をセーブせざるを得ない状態の会社も数多く存在すると私は思います。
皆さんも、ウェブ制作を依頼するときは、初めに十分な時間をとって、納得のいくまで制作会社と打ち合わせをしてから依頼するのがいいと思います。ウェブサイトは、いまや重要な会社の営業ツールなのですから。