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Google2001 創立10周年記念企画

 

Google2001 創立10周年記念企画

Googleが創立10年を迎えました。
もう10年経つんですね。短かったような、長かったような複雑な気持ちです。我々SEO会社は、Googleと共に歩み続けている会社なので、10年を振り返ると、走馬灯のように色んなことが浮かんできます。

ともあれ、Google10周年おめでとうございます!
Googleが10年を記念して2001年当時の検索結果をタイムマシンのように見れるサービスを一時的に公開しています。

この画面、覚えています!懐かしいですね。
2001年当時のGoogleのインデックス数は、13億ほどだったんです。いまから思えば少ないですが、当時は、世界一インデックス数が多いと言われた、All the web (オールザウェブ)に匹敵するほどの数だったんです。

ちなみに、「SEO」で検索してみたところ、検索エンジン最適化を意味するものは、1ページ目には表示されず、やっと2ページ目の下のほうで1件だけ表示されました。
2001年当時は、SEOは全くの未開拓産業だったということです。
ということは、まだまだインターネット分野では、これから発展する産業が山ほど眠っているということですね。もし、10年前の結果ではなく、10年後の結果が分かれば、今は未開拓だけれども、10年後に大ヒットする産業がわかるのに!
(でも、それはそれでつまらないかもしれませんね・・・)

次は、ヨン様!。
ヒット件数は、たったの3件でした。しかも、森昌子さんの「海へ来て」という曲を探しているヨン様。
誰?!

 

今回の企画を角度を変えて、SEOの視点から見ると、面白いことが推測できます。

2001年の検索結果を今見ることができるということは、Googleのサーバーは、常に、世界中のユーザーが検索したキーワードの検索ログと表示ページのタイトルとスニペット(紹介文)を保存していることが推測されます。(あくまでも推測です。ひょっとしたら、たまたま2001年だけログを取っていただけかもしれません。)
また、今回の企画でもそうであるように、表示結果は保存するが、クリックして表示されるページは、現在のものが表示されることから、ウェブページ自体の保存までは行っていないことが推測されます。
ただ、Googleには、キャッシュ機能が付いているため、Googleは一時的にウェブページはサーバーに保存するが、永続的に保存するわけでなく、ある程度の期間が過ぎたものから自動的に削除されるシステムになっていることが考えられます。(もし、永続的に保存しているとしたら、とてつもない大きさのデータになっていくため、物理的に考えにくい。)

SEO説の中に、Googleは検索順位を決める際に、「そのページの過去のページと現在のページを比べている」というものがありますが、上記の推測が正しいならば、「一時的(短期間)な比較はしているかもしれませんが、長期的(1年以上)のページ比較までは行っていない」ということが考えられます。

ただし、正しい更新すること自体は、検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても「良い」ことなので、よっぽど機械的に検索エンジンを騙そうとしない限り、あまり関係ない話かもしれませんね。