HOME > SEOニュース
 > Yahoo! Search BOSS


Yahoo! Search BOSS

 

Yahoo! Search BOSS

Yahoo! Search BOSS というものをご存知でしょうか?
先月の10日にベータ版で公開されたYahoo!APIです。

Yahoo! Search BOSS(Build Your Own Search Service)とは、ヤフーの検索技術を自身のウェブサイト上で自由にカスタマイズして使用することができるAPIです。

具体的にどんなことができるかというと、キーワード検索して表示されたウェブページを公開された日付順に並べ替えたり、ヤフーディレクトリと連携して、検索結果をカテゴリ別にグルーピングしたりするなど、アイディア次第でヤフーを自由に遊べるサービスです。

Yahoo! Search BOSS の目的は、ヤフーの自社技術を外部開発者に公開することで、インターネットの可能性を広げるとともに、ヤフーの広告媒体を多岐に渡って広げていくためです。
外部開発者にとってみれば、ヤフーテクノロジーを使って、新しいサービスの展開が可能になるし、ヤフーにとってみれば、新媒体が生まれると同時に、優良な広告媒体にも発展するので、両者にとってプラスです。

このようなオープンソースプロジェクトの動きは、グーグル(マップなど)を始めとして、様々な企業が乗り出しているため、組み合わせ次第では、まったく新しいキラーコンテンツを生み出すことも夢ではないかもしれません。

ちなみに、Yahooの検索部門で検索戦略の責任者を務めるPrabhakar Raghavan氏によると、BOSS APIは無料で公開され、誰もが利用できるが、その後、BOSSのパートナーは検索広告の表示を義務付けられる予定ということです。

早速、Yahoo! Search BOSS を使ったウェブサービスで面白そうなものがいくつかありましたので、ついでにご紹介します。

1)Newsline (ニュースライン)

Daylifeニュース専用APIとBOSSを掛け合わせて、検索キーワードに関連したニュースを時系列で表示する年表のようなウェブアプリケーション。動きも滑らかで、ニュースもタイムラインになっているので、とても分かりやすい。また、2つのキーワードを同時に時系列で比較しながら見れるので、ニュースの流れが目で見て分かるようになっている。

2)Searchme (サーチミー)

BOSSを使ったビジュアルサーチの一種。ipod touch 風なインターフェイスで、見ているだけでも楽しいアプリケーション。