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Yahoo! India 新サーチインターフェイス試験開始

先日、Yahoo! India で検索結果画面のデザインが変更されています。主な目的は、次世代検索エンジンともいわれる「Blended Search（ブレンディッド・サーチ）」の試験と思われますが、第一印象は、「情報がごちゃごちゃして見づらい」が私の感想です。

Yahoo! Glue Page（ヤフー・グルーページ）

ついにヤフーでも「ブレンディッド・サーチ」が試験的に公開されました。以前から、Googleは、「ユニバーサル・サーチ」という名称で、検索結果画面にテキスト結果だけでなく、画像や動画（ムービー）の結果を同時に表示する（いわゆるユニバーサルな）検索画面を試験的に公開していますが、今回ヤフー・インドも「Glue Page(グルーページ)」という名称で、ブレンディッド・サーチを公開しました。

Glue Page (グルーページ)の「Glue」とは、直訳すると接着剤という意味です。
下の画面は、ヤフー・インドで「cat」と検索した際の検索結果画面です。見てお分かりのように、通常の検索結果画面に表示されるテキスト検索の他に、「ウィキペディア検索」「ブログ検索」「画像検索」などが一緒に表示されており、まさに色々な検索結果が「接着」した状態で表示されています。

このページを見ての第一印象は、「ごちゃごちゃして見づらい。。。」。

確かに、情報が一ページに盛り沢山で、一見ユーザーにとって便利かと思われますが、冷静に考えると、一般検索とイメージ検索を同時に行うことはありませんし、ブログ検索とウィキペディア検索を同時に行うこともないと思います。（私の主観ですが。。。）
そう考えると、このページは逆に情報過多になってしまい、ユーザー自身が使いづらく、「画面の一部しか常に見ない」ということにもなりかねません。そうなってしまうと、何のためのブレンディッド・サーチかわからない状態になってしまいます。（最終的には、ユーザーが画面をカスタマイズできるようになるかもしれません。）

ブレンディッド・サーチ自体が、次世代の検索インターフェイスですので、これから改良を加えていくのだろうと思われますが、SEO会社にとっては、ユーザーの目線が大きく「ぶれる」のは間違いなく、一般検索だけでなく、画像検索、ブログ検索のSEO対策を同時並行に行っていく必要性があると思います。

Yahoo! India(ヤフー・インド)のURL：http://in.yahoo.com/

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