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Google Sets(グーグル・セッツ)で連想キーワードを見つける

 


皆さん、Google Sets(グーグルセッツ)というものをご存知ですか?

グーグルカレンダーやグーグルマップ、グーグルアースのようなメジャーなウェブアプリケーションの影に隠れて、その存在自体もあまり知られていないウェブアプリケーションですが、実はこのツール、思いもよらない有効キーワードを見つけるのにとても役に立ちます。


Google Sets (グーグル・セッツ)


Google Setsというウェブサービスをご存知ですか?意外にあまり知られていないグーグルのウェブアプリケーションです。

それもそのはず、このGoogle Setsというツール、「キーワードから連想するキーワードを表示する」というあまりにもニッチなツールのため、「誰が使うの?」と心配するようなツールなのです。
しかし、このGoogle Sets、SEOという視点からみたらとっても使えるツールなのです。



使用方法は、いたってシンプルです。

Google Setsにキーワードを入力して「Set」ボタンを押すと、入力したキーワードに関係するキーワードが40〜50個(Small Setsでは15個弱)表示されるというものです。


例えば、Google Setsに「ダイエット」と入力すると、「エステ」、「サプリメント」、「ビューティー」、「化粧品」、「健康」、「美容整形」、「審美歯科」、「コスメ」、「病気」・・・

というように、「ダイエット」に関係が深いと思われるキーワードが表示されます。


ここで、「おや?」と思われた方も多いと思いますが、なるほど「エステ」や「サプリメント」などは「ダイエット」に直接関係するキーワードなので、すんなり受け入れることができるのですが、「健康」や「審美歯科」、「病気」などは、「ダイエット」というキーワードからすぐに連想できるキーワードではありません。


このGoogle Setsがどのようなアルゴリズムでキーワードを生成しているかは正確にはわかりませんが、たぶん、Googleで使用された検索キーワードと一緒に検索された回数の多いキーワードや、対象となるキーワードが多く含まれるウェブページに頻繁に出現するキーワードなどを参照して抽出しているものと思われます。


つまり、「ダイエット」と検索するユーザーは、「エステ」、「サプリメント」のような直接的なキーワードに関心があると同時に、「健康」や「病気」にとても関心を持っていることが分かるのです。


フックキーワードで潜在顧客を呼び込む


日々、SEOのお申込みを受けていると、多くのお客様からキーワードのアドバイスをお願いされますが、ほぼ100%といってもいいお客様が、すでに自社サイトに存在するコンテンツに関連するキーワードの中からSEOキーワードを考えられます。


これは、当たり前のことで、「ダイエット食品」を販売している会社が、「コーヒー豆」や「携帯電話」などのキーワードでSEOを考えるはずがなく、当然、自社のビジネスに関連があるキーワードでSEOを希望されます。


もちろん、この考えは正しいのですが、さらに潜在顧客を獲得するなら、直接関係するキーワードの他に、Google Setsで表示されるキーワードにある「健康」や「病気」などのキーワードでもSEOをすることで、今まで手付かずだったユーザーを囲い込むことができる可能性は高くなります。


このようなキーワードは、「フックキーワード」と呼ばれ、直接的なコンバージョンには結びつきにくいのですが、このキーワードで訪問したユーザーは、コンテンツがよければ、2〜3度リピートした後に購買に繋がる可能性の高い潜在顧客なのです。


ページがないなら作る


では、いざフックキーワードでSEOを導入しようと思い立ったとしても、ここで大きな壁が立ちはだかります。


フックキーワードに関するウェブページが存在しない!


リスティング広告(OvertureやAdwordsなど)ではSEOと違って、フックキーワードでも関連性が少しでもあると判断されると、既存のページをあてがうことができますが、SEOは、対象となる(SEOを行う)キーワードで書かれたウェブページが存在しない限り、SEOを行うことはできません。

(※リスティング広告も出稿キーワードとコンテンツページの内容が違えば、大幅にコンバージョンが低下することが分かっています。)


ここで、多くの方がフックキーワードでSEOすることを諦めてしまうのですが、該当するコンテンツページがなければ作成すればいいのです。


まさしくこの方法を地でいっているのが Amazon(アマゾン)で、その戦略は「ロングテール戦略」として大変有名です。(※ロングテールに関しては、後日詳しく解説したいと思います。)


アマゾンは、売れる本、売れない本に関係なく、次々にコンテンツを増やし、一冊の本に対して一ページ(本だけではないが、)のコンテンツが必ず存在します。

一つ一つの売上は微々たるものですが、塵も積もればで、総売上はいまやアマゾンジャパンだけで約1500億円(2007年12月期)と推定されています。


あるものだけで勝負しない


ウェブ上では、ページ数に制限があるわけではありませんので、自分で顧客の囲い込みができるキーワードを狭めるのではなく、有効だと思われるキーワードが見つかれば、そのキーワードでコンテンツページを増やしていけばいいのです。それが、アマゾンに代表される戦略であり、すべてのウェブビジネスの基本戦略だと思います。


話が大きくそれてしまいましたが、Google Setsは自分も気づかなかった穴場キーワードを提案してくれるとても便利なツールですので、大いに活用してみてください。