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有効キーワードを見つける6つのツール 【その1】関連キーワード

 


SEOを行なう上で、まず最初に行なう重要な項目に「有効なキーワードの選定」という作業工程があります。今回は、SEO的に有効なキーワードを見つけるために、実際にAxisで使用している便利なツールを6つ(6回に分けて)ご紹介します。


関連キーワード


ご存知の方も多いと思いますが、関連キーワードとは、検索エンジンで検索した際に、検索ボックスの下(4個)と検索結果の下(10個)に表示されるキーワードのことで、検索したキーワードと一緒に頻繁に検索されるキーワードの一覧が表示されます。


関連キーワードは、インターネットユーザーのニーズをリアルタイムに反映してくれますので、SEOキーワードを選定する際に、とても役に立ちますが、この関連キーワードはYahoo!JAPANとGoogleでは表示されるキーワードが違うということをご存知でしたでしょうか?


Yahoo!の関連キーワード


Yahoo!JAPANの関連キーワードは、比較的直近に検索されたクエリをもとに関連キーワードを表示するアルゴリズムと思われます。そのため、検索キーワードに関連する"旬"のキーワードが表示されます。

例えば、Yahoo!JAPANで「チベット」と検索すると、関連キーワードに「チベット問題」、「チベット暴動」などの時勢的なキーワードが表示されます。



Googleの関連キーワード


それに対して、Googleの関連キーワードは、直近の検索クエリではなく、比較的長いスパンでの検索クエリ(ログ)をもとに関連キーワードを表示していると思われます。そのため、検索キーワードに関連する絶対数が多い順に表示されます。

例えば、Yahoo!JAPAN同様、Googleで「チベット」と検索すると、関連キーワードに「チベット鉄道」、「チベット仏教」というような汎用的なキーワードが表示されます。



 


つまり、検索キーワードのリアルタイムでの関連するキーワードを知りたい場合はYahoo!JAPANを、長期的に見てどのようなキーワードが頻繁に検索されるかを知りたい場合にはGoogleを使用するといった使い方をすると効果的です。

上位表示を狙いたいキーワードがどんなキーワードでユーザーに複合検索されているかを検索エンジンごとに見てみると面白い発見ができるかもしれません。


追記:

Yahoo!JAPANでは、関連キーワードのことを「関連検索ワード」、Googleでは「関連検索」と呼びます。