アップデートの影響を受けた医療系サイトのSEO対策について

アップデートの影響を受けた医療系サイトのSEO対策について

2018年8月に医療・健康系サイトに影響 2018年8月1日にGoogleのコアアルゴリズムアップデートを行った影響で、医療・健康系サイトの検索順位が落ちるという影響が多数発覚しました。 特に海外では多く影響が出たというニュースがありましたが、それを踏まえた上で医療系サイトのSEO対策についてはどう考えれば良いのでしょうか。

目次

記事を読むのにかかる時間:5分

1.医療関係サイトのSEO大変動

事実として、コアアルゴリズムアップデート後、大きく順位が変動したジャンルは医療・健康系サイトばかりでした。 特に海外ではこの傾向が顕著だったのですが、実は日本では医療・健康系サイトだけではないことが分かっています。
ざっくりとした調査では、クリニックや歯科医院などの医療系の他、整体や健康食品などの健康系、コスメやエステなどの美容系が確かに大きく変動しています。
ただその他にも、語学学校や塾、コンサルティング、物販や物品買取、不動産、求人など多岐のジャンルに渡って影響が及んでいるのが実態です。
つまりこのアップデートで影響を受けたのは医療系サイトだけではないのですが、傾向としては命や健康に関わる業界がメインとなっているのは確かでしょう。 一夜にして医療関係に多大な影響を与えたことから、このアップデートは現地で「メディスン」アップデートととも呼ばれるようになりました。

1-1.どのようなサイトが順位を下げられたのか

ユーザーが入れた検索キーワードに対し、答えを的確に掲載していないページが順位を下げている傾向があります。
逆に言えば答えが的確な場合は順位が上がっているのですが、医療・健康系では多くの場合病名や症状名など専門用語がキーワードとなります。 つまりそれらの専門用語に対し、素人ユーザーでも理解できる言葉で解説されている場合、今回の変動で飛躍的に順位は上がっています。
大幅に順位が落ちてしまったサイトでは、残念ながらそれがまったく出来ていなかったということになるでしょう。

2.どのような改善策を取るべきか

もし今回のメディスンアップデートで順位を大幅に下げてしまったとしたら、あらためてサイトを前面的に見直す必要があります。 Googleは過去何度もアルゴリズムを変え、無効化を実施してきました。
具体的にどのようにすべきかを解説します。

2-1.無駄な部分を削除

ユーザーはキーワードに関する答えをピンポイントで求めています。
順位を落としたサイトの多くは、まるで答えをはぐらかすように関連のない文言を掲載している傾向があります。
これは数年前にGoogleで文字数の多いページの順位を上げたことが原因なのですが、水増し文章はGoogleが無効化するアルゴリズムを導入するSEOの歴史があります。 改善するには検索キーワードに関連しない部分を削除し、検索キーワードを補強する関連性の高いコンテンツを追加するのが有効でしょう。

2-2.答えを明確に提供

サイト運営企業が書きたいことを書いても検索順位は落ちます。
これは大きなジレンマですが、ユーザーのニーズに的確に応えることに徹しているサイトのほうが評価されるのは真実でしょう。
特に医療・健康系サイトであれば、専門用語に対して言いたいことは抑え、ユーザーが知りたいことに特化して記事を書く必要があります。 その上で、どうしても伝えたいことはプラスアルファの役立つ情報として、追加するスタイルが必要でしょう。
ただし、関連のないサイト内リンクは極力減らす必要があります。

2-3.プロモーションのCTAを減らす

CTA(コールトゥアクション)を大幅に減らすことでリカバリーしたサイトもあります。
特定の病状や健康情報に関する純粋なコンテンツに絞り、出来る限りプロモーションの要素を少なくすることで順位を復活させた事例もあります。
ユーザーの意図を曲げず、プロモーション的戦術は可能な限り最小限にして、リスティングページと商品ページを切り離すことでユーザーに応える形です。
いかに売り込みたいことがあっても、押し売りすることで検索結果に表示されなくなったのではまったく意味がありません。

3.ビッグキーワードとの関連を深める

検索キーワードには、ビッグキーワード、ミドルキーワード、ロングテールキーワード(スモールキーワード)の3つがあります。
ビッグキーワードとは、意味が広く検索回数がかなり多いキーワードです。
これに対してロングテールキーワード(スモールキーワード)は明確な検索意図を持つキーワードで、回数もかなり少なくなります。
明確な基準はありませんが、ビッグの月間検索回数が10,000回以上だとしたら、1,000回未満程度がロングテールキーワードです。
今回のメディスンアップデートでは、このニッチなロングテールキーワードでの順位すら激しく落ち、9割を超えるGoogleからのアクセス減があったケースもあります。
もし2018年8月以降、Googleからのアクセス数が激減し、ほぼ消滅しているようであれば早急なSEO対策が必要です。
Googleによって検索キーワードと関連性が低いと判断されたと推測されますので、そうした点を疑ってページを見直し、ビッグキーワードとの関連性を深める必要があります。 また、どのような検索キーワードでユーザーが来ているのかは、サーチコンソールに登録して調査するのがまずは一番でしょう。

4.まとめ

今回のメディスンアップデートで順位を下げてしまった医療・健康系サイトは、Googleに評価されるためにサイトの再構築が必要です。
コンテンツの専門性や信頼性を高め、ユーザーの検索キーワードとの関連性を深めるのがSEO対策として急務です。
ユーザーがより満足するような質の高い情報を提供できるサイトにすることが一番のSEO対策であり、上位表示させるためのポイントとなります。
こうしたSEO対策でもどうしても順位が上がらない場合には、一度弊社にご相談下さい。