知らないとマズイ?!インフルエンサーマーケティング

知らないとマズイ?!
インフルエンサーマーケティング

1.インフルエンサーとは?

インフルエンサー元年と言われたのは2017年、つまりこの言葉が一般的に使われるようになったのは比較的最近のことです。
言葉自体はinfluence(インフルエンス:影響)を語源としていて、世間に大きく影響を与えるパワーを持つ人物を指します。
webマーケティングの世界では商品やサービスの宣伝や販促に大きなパワーを持つ人を指すようになり、企業が特定のインフルエンサーに宣伝を依頼するケースも増えました。

たとえばモデルやアスリートなどの著名人に宣伝を依頼するのはテレビを始めとするメディアで当たり前の手法ですが、現在のインフルエンサーは一般人であることが多いです。
もちろんタレントやプロスポーツ選手などはインフルエンサーの代表格で、CMやテレビ番組などで発した言動が視聴者の購買意識に強く影響することは今も変わりません。
しかしインターネットの普及によりSNSブームが起こり、消費者発信メディアが消費者に購買を促進する大きなきっかけとなったことが現在の一般人がインフルエンサーとなる状況を作り出しました。

今では、フォロワーを多く持つBlogger、YouTuber、Instagramerなどの一般人であるインフルエンサーがwebマーケティングを支えていると言っても過言ではありません。

2.インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングは、その名の通りインフルエンサーを活用するマーケティング手法を指します。
それなら単にフォロワーの多い人に商品やサービスの宣伝を依頼すればよいかというと、そう簡単ではありません。
たくさんの人に情報発信できるインフルエンサーはいますが、仮に商品やサービスの情報を拡散させることができても、購買につながらなければ意味がないからです。

現在のインフルエンサーマーケティングではマイクロインフルエンサーとナノインフルエンサーという存在に注目が集まっていますが、彼らは必ずしもたくさんのフォロワー数を持っているとは限りません。
マイクロインフルエンサーのフォロワー数は1万人程度からですが、効果は10万人以上のフォロワーを持つミドルインフルエンサーに匹敵するケースも少なくありません。

ナノインフルエンサーはさらに狭いコミュニティですが、フォロワーと相互に情報発信を行うために非常に強い情報力を持ちます。 こうしたことからインフルエンサーマーケティングでは、数値だけでなく全体環境を捉えた分析が必要と言えます。

3.メリットとデメリット

インフルエンサーマーケティングは商品やサービスの情報をスピーディに拡散する力を持つうえに、コストが低く抑えられるため大きなメリットがあります。
しかしデメリットもありますので、十分に把握したうえで活用することが必要です。

3-1.ユーザーへの影響力が高い

インフルエンサーにはファンがいますので、そうしたファンを味方につけることで購買意欲を喚起させることが期待できます。
ファンは信頼する相手からの情報は素直に受け止めるため、情報の伝達スピードが速いうえに、売上につなげやすいでしょう。
もちろんインフルエンサーの嗜好が商品に合わなければいけませんが、インフルエンサーやフォロワー属性にうまくマッチする商品であれば購買行動につながりやすいのがメリットです。

3-2.インターネット広告のような拒否感がない

web広告に嫌悪感を抱く消費者が非常に多くなってきています。
広告が非表示にされる傾向が多くありますので、商品やサービスが目に触れるチャンス自体が減ってきているのが事実でしょう。
インフルエンサーの言動を見ることには拒否感がなく、広告とわかっていても素直に受け入れてもらえる可能性が高くなります。
著名人の発言より一般人の口コミのほうが影響力が強いケースが多々あるように、ユーザが身近に感じている相手から商品やサービスの魅力を伝えてもらえるのが大きなメリットとなります。

3-3.炎上のリスクがある

一番のデメリットは炎上リスクで、インフルエンサーが好ましくない言動を発信することで、商品ばかりか企業にまで飛び火するリスクが考えられます。
これは著名人の起用でも同じことなのですが、一般人のインフルエンサーはいつでも個人の自由で情報発信ができるため、リスクがより高くなることは否めません。
依頼する場合は相手を見極める必要がありますし、リスクについてあらかじめ考えておく必要はあるでしょう。

4.インフルエンサーマーケティングの注意点

先に触れた炎上リスクのように、信頼しているインフルエンサーの言動でも、ひとつ間違えると一気にファンを敵に回してしまう危険性があります。
特にインターネット上で問題になったステルスマーケティングに関しては、疑心暗鬼になっている消費者も非常に多いです。
現在はこうした流れに配慮して、広告であることを明確に表示するという手法も浸透してきました。

インフルエンサーに依頼する場合も、きちんと広告であることを明確にして情報発信するスタイルが現在の主流ですので、まずは大前提としてそこを理解しておきましょう。

4-1.商品・サービスイメージに合ったインフルエンサーを起用する

成功するマーケティングは、インフルエンサーがその商品やサービスを本当に愛用している、価値や魅力を認めているケースがほとんどです。
イメージに合うインフルエンサーを起用することも大切ですが、まずは商品やサービスをそのインフルエンサーに好きになってもらう努力が必要でしょう。

4-2.インフルエンサーとのコミュニケーションを心掛ける

インフルエンサーと企業とが密にコミュニケーションを取っていると、マーケティングの成功率が上がります。
前述の通りインフルエンサーが商品やサービスを好きになることも大切ですが、企業やブランドそのものを応援する気持ちを持ってもらうことも大切です。
相互理解を深めるためには、クライアント側が一方的に情報を押し付けるのではなく、インフルエンサーの考え方も尊重しましょう。

5.まとめ

インフルエンサーとして著名人だけでなく、一般人も広く活躍しています。
特定のファンを持つインフルエンサーは、商品やサービスの情報を拡散し、購買へつなげてくれる大事な仲介役を担ってくれます。
活用する際には、メリットとデメリットの双方を理解し、一番効果的な形で起用するのがよいでしょう。