SEO科学検証Vol4.
検索結果のページ内の発リンク「Yahoo!・Googleの違い」

SEOに関わる要素のなかで、避けては通れない要素が「リンク」です。

 

あなたは自分のウェブサイトの中で「リンク」をどのように扱っていますか?今回のSEO科学検証ブログでは、自分のウェブサイトのなかで「リンク」をどのように扱うかを考えるために「発リンク」についての調査・分析を行いました。

 

「発リンク」ってなに?

 

発リンクというのは、HTMLタグでいうところの、アンカータグ(<a>タグ)というもので、『そのページから発されているリンク』のことです。

 

普段インターネットをしているときに、何気なく「次へ」や「トップページに戻る」といったボタンをクリックして、別のページに移動しますよね。その時に辿るのが発リンクです。

 

この発リンクには、大きく分けると2つのタイプがあります。

 

 

1つは、違うウェブサイトに向けられたリンク(外部ウェブサイトへのリンク)です。(※イラスト左側)

例えば、自分の運営している関連会社へのリンクや、レンタルブログへのリンク、プライバシーマークをウェブサイトに掲載するときに貼る「プライバシーマーク事務局」へのリンクなどが考えられます。これはウェブサイトの外へのリンクになるので、「外向きの発リンク」になります。

 

2つめは自分のウェブサイトの中の別のページにむけて貼るリンクです。(※イラスト右側)

内部リンクともいわれているもので、メインメニューやフッター部分にあるリンク、商品ページへのリンクなど、自分のウェブサイト内のページの入り口すべてが「ウェブサイト内向きの発リンク」になります。

 

この2つをまとめて発リンク(そのページから発しているリンク)といいます。

 

今回の調査報告は、この発リンクが検索順位に及ぼす影響についてYahoo!とGoogleについて調べました。

 

 

【データ結果】

グラフは検索結果に表示されるウェブページを検索順位ごとに取得し、それぞれの順位ごとに発リンク(<a>タグ)の種類の平均値を調査・分析した結果です。

 

グラフの縦軸はリンクの数、横軸は検索順位になります。そのうち、薄い紫色は「ウェブサイト内部への発リンク数」で、赤紫は「外向きのウェブサイトへの発リンク数」になります。

 

 

【Yahoo!JAPAN 結果】

Yahoo!では下記の傾向がありました。

 

  • ・上位ほど発リンクは少なくなる。(下位ほど多くなる)
  • ・上位ほど外向きのリンクは少なくなる(下位ほど多くなる)

 

 

【Google 結果】

Googleでは下記の傾向がありました。

 

  • ・上位ほど発リンクの数が多い(下位ほど少なくなる)
  • ・検索順位と「外向きのリンクの数」はあまり関係しない。
  • ・上位ほど「内向きのリンク」の数が多い。(下位ほど少なくなる)

 

【まとめ・仮説】

上の2つのグラフをご覧になってどう思いましたか?

 

Yahoo!とGoogleともに評価の仕方に違いはありますが、外向きの発リンクよりも内向きの発リンクに着目しているという傾向が見えてきました。

 

Yahoo!のグラフではページのなかにどれだけの「内向きの発リンク」があるかどうかが検索順位に比例していることから、外部ウェブサイトへの発リンクをできるだけ厳選して、全体のなかで内向き発リンクの割合を上げていけばいいでしょう。

 

また、Googleのグラフでは、内向きの発リンクの「数」が検索順位との相関性がみられました。ここから考えられることは、ユーザーにとってウェブサイトを利用しやすいように関連した情報にスムーズに移動できるような構成になっていることなどが考えられます。

 

そのため、具体的にはページ数を継続して増やして行くと同時に、文中のテキストに関連ページへのアンカーリンクを張ったり、文末に関連ページへのリンクを用意するなどの方法で、ウェブサイト内のページ同士のリンク強化を図っていくといいでしょう。